祝! 第42回兜太現代俳句新人賞・佳作!!
2025.03.05
こんにちは、文芸部(KSプロジェクト・俳句甲子園への道)です。前回の投稿に引き続き、島田道峻くん(高2)が参加した第42回兜太現代俳句新人賞の公開選考会の様子をリポートいたします。
3月1日(土)に日本記者クラブで公開による選考会がありました。
※兜太現代俳句新人賞とは…
平成30年2月に逝去した俳人金子兜太の句業を記念して、俳句に意欲ある若い作家を積極的に発掘し、今後の現代俳句の一層の振興を図るため、従来の「現代俳句新人賞」(平成12~30年、年齢制限50歳未満。前身は「現代俳句協会新人賞」昭和58~平成11年、年齢制限なし。)を 令和元年より「兜太現代俳句新人賞」と改めた。応募資格は、協会の内外を問わず、応募締切時点で年齢50歳未満と変更はないが、応募句数は50句(従来は30句)となり、選考委員は外部の特別選考委員2名を加えて計8名となった。
最終選考に残ったのは3作品(70作品中)。島田道峻くんの連作「放鳩」もその一つとしてノミネートされました。公開選考会は2時間超の長丁場。白熱した議論が交わされました。島田くんの作品は、俳句甲子園の審査員としてもお馴染みの堀田季何先生をはじめ、多くの審査員の先生方から高い評価をいただきました。結果はわずか2点差の次点(1位が11点、島田くんはわずか2点差の9点)。惜しくも史上最年少の受賞は次回へ持ち越しとなりましたが、「佳作(しかも次点!)」という立派な評価はしっかりと残ることになります。
島田くんの句が高い評価を得たことを俳句の仲間の1人として誇りに思った一日でした。
文芸部顧問